「自由の帝国」でのStayHome令

2019年12月24日、未解決の症例から採取された検体を解析するため、ビジョン・メディカルズという解析専門の会社に、武漢中央病院はこの検体を送付した。3日後、同社は今まで見たことのない新型コロナウイルスであるという結果を同病院に報告した1。新年から1月にかけて、世界は中国で流行が起きる可能性に備え始めた。

習近平国家主席が初めてこの件について公式声明を発表したのは、1月20日であった。

3月11日、114カ国が118,000人の感染者と4,300人近くの死亡者を報告しており、WHOは世界中にパンデミックが起きていることを公式に宣言した。

Patrick Semansky, AP / Xinhua

ウイルスの初期では中国の過失によってどれだけ状況が悪化したか、それ自体を審議するべきだろうが、アメリカにおける新型コロナウイルスの対応は、世界の中でも劣悪である。しかし、今日はこの大災害というべきアメリカの対応と政治の影響を考察したいと思わない。むしろ、アメリカ社会で最も重要と考えられる「個人の自由」によるアメリカ人の外出禁止令に対する反発は、私にとっては驚きではないことに焦点を当てたいと思う。

Continue reading